神戸三宮リハビリ・整体院

公式LINE
Instagram
ご予約
電話

腰痛

腰痛って一体なに?

厚生労働省での調査では腰痛は病気やけがによる自覚症状の調査では男性1位、女性の2位となっており誰もが経験しうる身近な症状です。腰痛は病名ではなく体に表れる症状の名前です。これまで腰痛は非特異的腰痛といって画像などでは原因が特定できない腰痛が85%もあるとされてきましたが現在は腰痛の約80%は原因がわかるようになってきております。そして原因によって出てくる痛みの場所やどういった状況で痛みが出やすいのか、その対処法も異なります。そこで今回まずは腰痛の原因にはどんな種類があるのか、原因別での特徴をあげていきますのでご確認ください。 

腰痛の原因

腰痛の原因は大きく分けて①筋肉、②椎間板、③椎間関節、④仙腸関節、⑤腰部脊柱管狭窄症、⑥腰椎椎間板ヘルニアの6種類が腰痛の原因の大きな割合を占めております。ほかには骨折などもありますが詳細は割愛させていただきます。それでは原因を分けて1つずつどんな痛みが出るのか説明させていただきます。

① 筋肉(図1)

腰の筋肉に負担がかかり硬くなることで痛みが出てくる腰痛です。痛みの範囲は広く後ろに反るより前屈で痛い時が多いです。

② 椎間板(図2)

椎間板は水分が多い背骨同士のクッションの役割をしてくれています。前屈やくしゃみ、強くいきむと痛い、痛くて長く座れない方が多いです。猫背の方によく出る痛みです。

③ 椎間関節(図3)

椎間関節は背骨の関節で骨同士がぶつからないようにクッションの役割をしてくれています。腰の片側で背骨近くの局所が痛いことが多いです。反ったり立ち上がりの動きなどで痛いことが多いです。反り腰の方によく出る痛みです。

④ 仙腸関節(図3) 

痛みの場所は骨盤の後ろの骨の出っ張った場所の近く(仙腸関節)の周りに出やすいです。その場所だけでなく鼠径部や足に一緒に痛みを出すこともあります。長く座っていると痛みがでやすいです。

⑤ 腰部脊柱管狭窄症(図4)

脊柱管という神経の通り道が狭くなって出る痛みです。腰をそらしたり、長く立ったり歩くと痛くなります。足の痛み、痺れを伴うことが多いです。

 

⑥腰椎椎間板ヘルニア(図4、5) 

椎間板が脊柱管の中に出た状態です。図4、5では脊柱管を圧迫している様子がわかります。腰痛の特徴は椎間板と同様ですが神経の症状として足の痛み、痺れを伴うこともあります。このように痛みの原因により症状が異なっております。痛みの場所のイメージは図6のようになっております。

腰痛になりやすい人の特徴

人生の中で誰もが1回は経験のある腰痛ですが、腰痛が出やすい人には特徴があります。それはまず体の硬さ、こちらは腰痛だからといって腰だけでなく背中や肩回り、お腹、股関節など他の部位の動きの硬さもあり、負担がかかっていることが非常に多いです。次に腹筋や背筋などの体幹筋力の弱さがあり、腰に過度の負担がかかりやすくなっています。そして普段の日常生活や仕事での姿勢や動き方、こちらが慢性的な腰痛に影響します。精神的なストレスも影響するとされており、体と心双方のケアが必要となります。

腰痛の治療方法

各原因別の治療方法は疾患別のページ(腰椎すべり症、腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニア、仙腸関節障害)に記載しておりますのでご確認ください。

P-bodyの施術

私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。その中の保存治療ではコルセットや牽引、電気治療に頼らない独自の施術とトレーニングで腰痛の症状を改善しております。当院では問題となっている腰椎の動きを改善し椎間板からくる負担を軽くすることで症状の改善を促し、さらに姿勢からかかる負担を減らしていくことでその場限りでない症状の回復を狙っていきます。腰痛の専門家である私たちにぜひお任せください。

施術をさせていただいた上で注射や投薬などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、もしくはぱくペインクリニックに紹介させていただきます。

記事監修

加賀 威浩(かが たけひろ)

理学療法士。背骨を中心に延べ7万人以上のリハビリを担当し数々の腰痛や肩こりを良くする施術、運動指導を実施
背骨に関連した患者は保存症例、手術症例ともに数多く担当

提携医療機関リンク集

あんしんクリニック

即日MRI撮影にての診断や、徹底的な保存療法はもちろん、腰、肩、スポーツ、人工関節の手術は全国的にも圧倒的な件数を誇ります。

ぱくペインクリニック

神経ブロックという特殊な注射手技を用いて痛みを取り除く治療を治療の中心に据えています。
近年ではハイドロリリースやハイドロダイセクションと呼ばれる注射手技も有効な治療手段として積極的におこなっています。

PAGE TOP