神戸三宮リハビリ・整体院

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前十字靭帯(ACL)損傷

前十字靭帯(ACL)損傷とは?

前十字靭帯損傷は、膝関節にある前十字靭帯が損傷することを指します。
前十字靭帯は、大腿骨と脛骨を繋ぎ、膝関節の前方への移動を制限する役割を担っています。

前十字靭帯損傷は、スポーツ中に起こることが多い怪我です。
特に、バスケットボール、サッカー、ラグビーなどのジャンプや方向転換を伴う場面や、接触プレーで発生しやすいです。

また、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツでも、転倒時に前十字靭帯を損傷することがあります。

前十字靭帯(ACL)損傷の症状とは?

前十字靭帯損傷の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 受傷時の激しい痛み
  • 「ブツッ」という断裂音
  • 関節内に血液がたまり、関節が腫れる
  • 膝のぐらつきなど不安定感
  • 膝が抜けるような膝折れが生じる

前十字靭帯(ACL)損傷になりやすい人の特徴

スポーツをしている人

バスケットボール、サッカー、スキーなど、ジャンプや急激な方向転換、ストップ動作を行うスポーツや、柔道、ラグビーなどコンタクトスポーツで多く見られます。

女性

男性よりも女性の方が発症率が高いと言われています。これは、女性の方が骨盤が広く、膝関節が内側に入りやすいためと考えられています。

筋力やバランスが悪い人

太ももの筋肉(大腿四頭筋など)や、膝周辺の筋肉が弱い人は、膝関節を支える力が弱くなり、前十字靭帯に負担がかかりやすくなります。

柔軟性が高い人

関節が柔らかすぎると、膝関節が過度に可動し、前十字靭帯が損傷しやすくなると考えられています。

年齢

10代から20代前半にかけて、スポーツ活動が活発になる時期に多く見られます。

前十字靭帯(ACL)損傷の治療方法

十字靭帯損傷の治療方法は、大きく分けて手術療法と保存療法の2つがあります。

手術療法

損傷した前十字靭帯を再建する方法です。主に、大腿四頭筋腱、膝屈筋腱(ハムストリングス腱)などが使用され、損傷した靭帯を修復します。

保存療法

手術を行わず、リハビリテーションによって膝関節の機能を回復させる方法です。
筋力強化訓練やバランス訓練などを行い、膝関節の安定性を向上させます。

前十字靭帯(ACL)損傷を放置しているとどうなるか

治療をせずに放置すると、膝関節の軟骨や半月板を損傷し、将来的に変形性膝関節症を発症するリスクが高くなります。

前十字靭帯(ACL)損傷のリハビリテーション

前十字靭帯損傷のリハビリは、時期に応じて段階的にトレーニングを行いスポーツ復帰を目指します。

  • 炎症を抑える
    • アイシング、患肢の挙上など
  • 膝の機能回復
    • 関節の可動域を回復、筋力トレーニング、バランストレーニングなど
  • アスリートリハビリ
    • スクワット、ランジ、ジャンプ、アジリティトレーニング、競技特性に合わせたトレーニングなど

P-bodyの施術

私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。

その中での前十字靭帯(ACL)では術後に硬くなった筋肉に対しての施術や、一人一人の膝に合わせたオーダーメイドなトレーニングの指導を行い、スポーツ復帰をサポートしてきました。

早期スポーツ復帰を目指すことはもちろん、再発を予防するために膝だけでなく体幹など患部外も含めて強化をしたり、膝に負担を掛けない動作の習得を目指します。

前十字靭帯(ACL)損傷の専門家である私たちにぜひお任せください。

状態確認、施術をさせて頂いた上で注射や投薬、画像診断、手術などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、ぱくペインクリニックにご紹介させて頂きます。

記事監修

米家 圭亮 (よねや けいすけ) 

理学療法士。肩、膝を中心に延べ9万人以上のリハビリを担当し、肩・膝の痛みと動きを良くするスペシャリスト
前十字靭帯(ACL)損傷や半月板損傷の術後も数多く担当し、スポーツ復帰に向けたリハビリにも精通
12年間サッカーチームのトレーナーとして帯同

提携医療機関リンク集

あんしんクリニック

即日MRI撮影にての診断や、徹底的な保存療法はもちろん、腰、肩、スポーツ、人工関節の手術は全国的にも圧倒的な件数を誇ります。

ぱくペインクリニック

神経ブロックという特殊な注射手技を用いて痛みを取り除く治療を治療の中心に据えています。
近年ではハイドロリリースやハイドロダイセクションと呼ばれる注射手技も有効な治療手段として積極的におこなっています。

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