神戸三宮リハビリ・整体院

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捻挫

捻挫(ねんざ)とは?

足関節捻挫とは、足首周囲の靭帯に損傷が生じる状態です。これによって痛みや腫れ、動かしにくさが生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。靭帯は関節をサポートし、安定させる重要な組織ですが、捻挫によってその機能が損なわれることがあります。
足関節捻挫は、スポーツによる急性外傷としては最も頻度が高く、1日に1万人に1人割合で発生すると言われています。

捻挫の症状

足首を内側にひねった場合、主に足首の外側(外くるぶし周囲)が腫れてきたり、内出血すると青あざができたりします。
また、外側だけでなく、内側が痛くなったり外くるぶしの後ろ側が痛くなったりもします。

捻挫の原因

足関節捻挫の原因はさまざまで、歩行中の転倒やスポーツ中の急な動きが挙げられます。
関節が生理的に動く範囲を超えて運動が強制されることによって靭帯が損傷します。
スポーツ場面ではプレー中に足が滑ったり、着地を失敗して足首を捻ったり、急激な内反が強制されることで起こります。
その多くは足関節内反(内側にひねる)捻挫です。

捻挫の種類と程度

足関節捻挫の靭帯損傷の重症度は、損傷の程度によって3段階に分類されます。

軽度:靭帯が引き延ばされた状態(グレードⅠ)

中度:靭帯が部分断裂した状態(グレードⅡ)

重度:靭帯が完全断裂した状態(グレードⅢ)

治療期間は、損傷の程度によりますが、軽度のもので1~4週間程度、中等度で8週間、重度のもので12週間で損傷した靭帯が修復されます。痛みや腫れなどの急性炎症症状は1~2週間程度で消失しますが、症状が消失する事と、靭帯の修復が行われる事とは大きく違います。

捻挫の応急処置

捻挫をしたら早期対応が重要です。まず、R.I.C.E.法(Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上))を実施しましょう。これにより腫れや痛みの軽減が期待できます。安静にし、冷却パックを使用し、圧迫包帯で包み、足を高く挙げることで、炎症を最小限に抑えます。

捻挫の痛みのピークは、受傷後の炎症が24〜72時間後です。捻挫かもしれないと思っても、多少の痛みを我慢して歩ける場合は、そのままにしてしまうかもしれません。しかし、放置してしまうと、症状の悪化や再発の危険性があります。

捻挫を放置するとどうなるの?

足関節捻挫の再発率は50~70%と高く、捻挫を繰り返すことで慢性足関節不安定症(CAI)に進行する場合もあります。
捻挫を繰り返し不安定性が強くなると、状態によっては、手術が必要になることもあります。
放置せず早期の症状対応と、適切なリハビリを行い再発を予防しましょう

捻挫のリハビリ

捻挫から回復するためには、リハビリが大切です。
適切なエクササイズやストレッチングを行い、関節の可動域を回復させたり、損傷した靭帯を補強するため周囲の筋肉を強化したりします。
また、バランスボードやクッションを使用して、足関節の安定性を高めるバランストレーニングも行います。
リハビリは急性期から始まり、徐々に負荷を上げていくことで、患部の機能を回復させていきます。
スポーツに復帰を目指す場合は、アスレチックトレーニングが必要です。スポーツ特有の動きや負荷に対応できるよう、プログラムを組むことが重要です。

P-bodyの施術

私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。

その中での捻挫後に硬くなった筋肉に対しての施術や、一人一人の足首に合わせたオーダーメイドなトレーニングの指導を行い、スポーツ復帰をサポートしてきました。

早期スポーツ復帰を目指すことはもちろん、再発を予防するために足首だけでなく体幹など患部外も含めて強化をしたり、膝に負担を掛けない動作の習得を目指します。

足関節捻挫の専門家である私たちにぜひお任せください。

状態確認、施術をさせて頂いた上で注射や投薬、画像診断、手術などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、ぱくペインクリニックにご紹介させて頂きます。

記事監修

米家 圭亮 (よねや けいすけ) 

理学療法士。肩、膝を中心に延べ9万人以上のリハビリを担当し、肩・膝の痛みと動きを良くするスペシャリスト
前十字靭帯(ACL)損傷や半月板損傷の術後も数多く担当し、スポーツ復帰に向けたリハビリにも精通
12年間サッカーチームのトレーナーとして帯同

提携医療機関リンク集

あんしんクリニック

即日MRI撮影にての診断や、徹底的な保存療法はもちろん、腰、肩、スポーツ、人工関節の手術は全国的にも圧倒的な件数を誇ります。

ぱくペインクリニック

神経ブロックという特殊な注射手技を用いて痛みを取り除く治療を治療の中心に据えています。
近年ではハイドロリリースやハイドロダイセクションと呼ばれる注射手技も有効な治療手段として積極的におこなっています。

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