神戸三宮リハビリ・整体院

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肩こり

肩こりの原因 僧帽筋ってなに??

みなさま、こんにちは!理学療法士のTです!

寒さが厳しくなったこの頃、みなさま肩は凝っていませんか??

そして多くの肩こりの原因となっている僧帽筋という筋肉を皆様はご存知でしょうか?

私は現役の理学療法士として、多くの中高年の方々がこの肩こりに悩む姿を見てきました。時には10代から20代の方でも肩こりでお困りの方を診療することもありました。この記事では、僧帽筋という重要な筋肉が引き起こす肩こりに焦点を当て、その謎を解き明かしていきます。

肩こりは痛み、こわばり、頭痛などの症状を引き起こし、日常生活に多大な影響を及ぼします。その中でも、僧帽筋は重要な役割を果たす筋肉の一つです。肩の背面から首にかけて広がるこの筋肉が緊張し、疲れがたまることで、肩こりの原因となることがあります。

しかし、僧帽筋からくる肩こりに立ち向かう方法が存在します。次回の記事では、具体的な原因や解決策について詳しく語り、肩こりから解放されるためのヒントを提供します。健康な肩と快適な日常生活への第一歩が、もうすぐそこにあります。お楽しみに。

 

・肩こりの原因 僧帽筋とは?

では、僧帽筋からくる肩こりの前提として、なぜこの筋肉が問題となるのかを詳しく説明しましょう。

僧帽筋とその重要性:

僧帽筋は上の図のように肩甲骨周りに広がる大きな筋肉で、肩の運動において主要な役割を果たします。この筋肉が正常に機能することは、肩の運動や姿勢維持に欠かせません。しかし、デスクワークや長時間の座りっぱなしの状態では、僧帽筋は過度に緊張し、弱まることがあります。特に僧帽筋の上部が緊張してきます。

僧帽筋からくる肩こりの原因:

*長時間の不自然な姿勢: デスクワーク中、多くの人が前かがみの姿勢で作業します。この姿勢は僧帽筋に負担をかけ、筋肉の緊張を増加させます。

*ストレスと姿勢の悪化: ストレスが高まると、体が緊張し、特に僧帽筋に負担がかかります。これは肩こりの悪化につながります。

*運動不足: 僧帽筋を強化する運動やストレッチが不足すると、筋肉が弱まり、肩こりが発生しやすくなります。

僧帽筋からくる肩こりは、これらの要因が合わさって発生しやすくなります。しかし、次回の記事では、具体的な解決策と肩こりの予防方法について詳しく語ります。僧帽筋からくる肩こりに立ち向かうための知識を身につけ、健康な肩と快適な生活を手に入れましょう。

 

・自分でできる肩こり対策

僧帽筋からくる肩こりを解決するために、理学療法的なアプローチが非常に効果的です。理学療法士として、具体的な解決方法をご紹介しましょう。

  1. 僧帽筋のストレッチとエクササイズ:

*僧帽筋のストレッチを行い、筋肉の緊張を和らげましょう。肩をすくめてからリラックスすることや胸を張るように肩甲骨を引き寄せるエクササイズが有効です。肩こりがつらくなる前に30分~1時間に1セット程度、1セット5回だけでもよいのでぜひつらくなる前からお試しいただくと楽になりやすいです。

  1. 姿勢の改善とエルゴノミクス:

*正しい姿勢を保つことが重要です。デスクや椅子の高さを調整し、肩と背中に無理のかからない姿勢を維持しましょう。エルゴノミクスを導入して、効率的な作業環境を整えることも大切です。(過去記事:ひどい肩こりとデスクワーク 参照)

  1. マッサージとリラクゼーション:

*専門家によるマッサージやリラクゼーション療法を受けることで、筋肉の緊張をほぐし、肩こりの症状を軽減できます。

  1. 適度な運動:

*僧帽筋を強化する運動を取り入れましょう。背中や肩の筋力を鍛えることで、僧帽筋が正常に機能しやすくなります。

  1. 生活習慣の改善:

*健康的な生活習慣を実践しましょう。バランスの取れた食事、適切な睡眠、ストレス管理を重視することで、肩こりの予防に役立ちます。

  1. 理学療法など医療のサポート:

*症状が重い場合や、自己ケアが効果的でない場合は、医師や理学療法士に相談しましょう。専門家が個別のアドバイスや治療を提供します。

僧帽筋からくる肩こりは、痛みや不快感を引き起こすだけでなく、日常生活に支障をきたすことがあります。しかし、理学療法的なアプローチを取ることで、この問題を克服できる可能性が高まります。正しいケアと自己管理を通じて、健康な肩と快適な生活を手に入れましょう。

 

・まとめ

僧帽筋からくる肩こりは、多くの中高年層にとって日常的な問題ですが、理学療法的なアプローチを用いて克服できます。この記事では、僧帽筋の重要性と、肩こりの原因としての僧帽筋の役割に焦点を当てました。そして、理学療法士として、具体的な解決方法を詳しく説明しました。

正しいストレッチとエクササイズ、姿勢の改善、マッサージ、運動、生活習慣の改善、そして理学療法のサポートを組み合わせることで、僧帽筋からくる肩こりを克服することができます。健康な肩と快適な日常生活を実現するために、これらの方法を実践しましょう。肩こりから解放され、より快適な生活を楽しむことができるでしょう。

 

記事監修 理学療法士 T

整形外科に勤務し、腰痛、首痛、肩こりを中心に7万人以上の方のリハビリを担当。ピラティスを用いた運動療法にも精通している。フィットネスジムでもピラティス指導を行う。腰の手術に関連した学会発表を多数行う。

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