『突然膝が痛くなった』
『MRIで半月板損傷と診断された』
『損傷したらどうなるの…?』
半月板は膝関節内にあるクッションのような組織で、膝の安定性と機能に重要な役割を果たしています。
膝をねじったり、強い負荷が掛かる事で半月板に亀裂が入ったり欠けたりして関節内に炎症が起こります。
半月板の役割
半月板は、膝関節内で重要な役割を果たしています。これは、膝関節内の軟骨組織でできたC字型の軟骨で、膝の骨同士がスムーズに摩擦せずに動くのを助け、安定性を提供します。具体的な役割としては以下の点が挙げられます。
1.衝撃の吸収と分散
半月板は、膝関節にかかる負荷を吸収し、適切に分散するのに役立ちます。これにより、膝の軟骨や骨にかかる負担が軽減されます。
2.安定性
半月板は膝関節の安定性を保ち、関節の適切な動きをサポートします。これにより、膝が正しく機能し、怪我のリスクが低減します。
主な症状は下記の通りです。
○痛み
痛みの程度や部位は損傷の範囲や重症度によって異なる場合があります。膝を曲げたり伸ばしたりする動作や歩行、立ち仕事、スポーツ動作などで痛みが強くなることがあります。
〇腫れ
半月板損傷により関節内や膝周囲の組織に炎症が生じ、膝が腫れたり水が溜まることがあります。
〇ひっかかり
半月板損傷をすると膝関節内で引っかかるような音(クリック音やポップ音)が生じることがあります。これは半月板の損傷部分が関節内で動くことにより起こります。半月板を損傷した部分が関節内で引っかかり曲げ伸ばしができなくなる事があります(ロッキング)。
〇筋力低下
膝の痛みや機能制限により筋力が低下することがあります。歩行や日常生活動作に支障が出ることがあります。
※半月板損傷は損傷部位や程度で症状、予後に個人差が多く見られます。
痛みや炎症が改善しない、引っ掛かりやロッキングがある場合は早めに医師の診断を受けることをお勧め致します。
P-bodyの施術

私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。
その中での保存治療では硬くなっている筋肉や痛みの原因に対して施術や、一人一人の膝に合わせたオーダーメイドなトレーニングの指導を行ってきました。
症状の改善を促し、さらに歩行や姿勢からかかる負担を減らしてその場限りでない症状の回復を狙っていきます。
半月板損傷の専門家である私たちにぜひお任せください。
状態確認、施術をさせて頂いた上で注射や投薬などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、ぱくペインクリニックにご紹介させて頂きます。
記事監修
米家 圭亮 (よねや けいすけ)
理学療法士。肩、膝を中心に延べ9万人以上のリハビリを担当し、肩・膝の痛みと動きを良くするスペシャリスト
前十字靭帯(ACL)損傷や半月板損傷の術後も数多く担当し、スポーツ復帰に向けたリハビリにも精通
12年間サッカーチームのトレーナーとして帯同