『腱板が切れてると病院で言われた…』
『腱板断裂は治るの…?』
『放っておいたらどうなるの?』
様々なきっかけで起こる腱板断裂。
今回はは腱板断裂について解説致します。
腱板とは
腱板とは肩の関節を安定させる働きをもった棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の4つ筋肉のことで、肩関節のインナーマッスルとも呼ばれています。
肩関節は腱板がバランスよく機能する事により安定して肩を動かすことができます。
腱板断裂とは腱板が切れた状態の事を言います。
腱板を断裂すると肩関節の安定性が損なわれ、肩を挙げる事ができなくなったり、痛みが続く原因となったりします。
腱板が断裂する原因
腱板断裂の原因は大きく3つあります。
① 加齢による変性
一番多いのは年齢による変性です。40歳頃からこの腱板の老化が始まり、強度低下による断裂の危険性が高まります。日常生活の中で気づかないうちに断裂している事もあり、五十肩と思っていたら切れていた…ということも実際に多くあります。
② 外傷(ケガ)
転んで肩を打ったり、手をついたりしただけでも肩に負担がかかり腱板断裂を起こすことがあります。日常生活でも何気なく重いものをもったり、洗濯物を干したりした瞬間に痛くなり、実は腱板が切れていたということもあります。
③ オーバーユース(使いすぎ)
野球やテニスなどスポーツで肩をたくさん使ってきた方や、力仕事などで良く腕を使われる方は腱板が徐々にすり切れたり、微細な損傷が加わり腱板が変性や断裂をしたりします。
P-bodyの施術
私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。
保存治療では硬くなっている筋肉や痛みの原因に対しての施術や、一人一人の肩に合わせたオーダーメイドなトレーニングの指導を行ってきました。
症状の改善を促し、さらに姿勢からかかる負担を減らしていくことでその場限りでない症状の回復を狙っていきます。
肩関節周囲炎の専門家である私たちにぜひお任せください。
施術をさせていただいた上で注射や投薬などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、ぱくペインクリニックにご紹介させて頂きます。
記事監修
米家 圭亮 (よねや けいすけ)
理学療法士。肩、膝を中心に延べ9万人以上のリハビリを担当し、肩・膝の痛みと動きを良くするスペシャリスト
前十字靭帯(ACL)損傷や半月板損傷の術後も数多く担当し、スポーツ復帰に向けたリハビリにも精通
12年間サッカーチームのトレーナーとして帯同