『歩くと痛くなってき…』
『昨日まで普通だったのに…』
『ひねったけど半月板を痛めた⁉』
半月板損傷は、さまざまな原因によって引き起こされます。
主な原因として以下の点が考えられます。
【怪我や外傷】
スポーツ中の急な動き、転倒、または膝に強い力がかかる外傷が半月板の損傷を引き起こすことがあります。
特に、サッカーやバスケットボールなどの接触スポーツを行う方にリスクが高いです。
【年齢と変性】
年齢とともに軟骨組織は劣化し、半月板も変性する可能性があり、50代以上の方々によく見られます。
変性により、半月板が薄くなり、損傷のリスクが高まります。
【慢性的なストレス】
長期間にわたる膝への過度のストレス、特にスポーツや仕事において、半月板に損傷を引き起こすことがあります。
例えば、長時間の立ち仕事や重い物を持つことが含まれます。
半月板損傷を治る?
残念ながら半月板を損傷したところは自然に治ることはありません。
半月板は血管が乏しく、修復に必要な栄養素が運ばれにくいため、一度傷ができてしまうと基本的には自然治癒を望めません。
しかし炎症症状を抑えたり、膝の機能を回復させることで症状は改善させることは可能です。
また気づかないうちに半月板が損傷していても、症状なく生活をされている方もたくさんいます。
半月板損傷の症状回復方法
半月板損傷の治療法は、症状の程度と種類によって異なりますが、以下の保存療法が必要になります。
【安静】
半月板損傷が炎症を引き起こすことが多いため、関節に負担をかけないように安静が必要です。
痛みが続く間は歩きすぎたり、運動を控えましょう。
【アイシング】
熱感や腫脹など炎症症状がある場合は氷で冷やす事が必要です。
炎症症状が落ち着くまでは毎日アイシングをしましょう。
【リハビリ】
痛みや炎症が落ち着いてきたら、膝関節の筋力を強化し、膝関節周囲の筋肉の柔軟性を向上させるためのエクササイズが必要になります。
これにより、関節の安定性が改善し、痛みが緩和されていきます。
P-bodyの施術

私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。
その中での保存治療では硬くなっている筋肉や痛みの原因に対して施術や、一人一人の膝に合わせたオーダーメイドなトレーニングの指導を行ってきました。
症状の改善を促し、さらに歩行や姿勢からかかる負担を減らしてその場限りでない症状の回復を狙っていきます。
半月板損傷の専門家である私たちにぜひお任せください。
状態確認、施術をさせて頂いた上で注射や投薬などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、ぱくペインクリニックにご紹介させて頂きます。
記事監修
米家 圭亮 (よねや けいすけ)
理学療法士。肩、膝を中心に延べ9万人以上のリハビリを担当し、肩・膝の痛みと動きを良くするスペシャリスト
前十字靭帯(ACL)損傷や半月板損傷の術後も数多く担当し、スポーツ復帰に向けたリハビリにも精通
12年間サッカーチームのトレーナーとして帯同