足関節捻挫とは、足首をひねったりして、足首の関節を支えている靭帯が伸ばされたり切れてしまったりする怪我のことです。
日常で足を踏み外したり、スポーツ中に急に方向転換したりした際に起こることが多く、特にスポーツ選手に多い怪我の一つです。
捻挫の種類と程度
足関節捻挫の靭帯損傷の重症度は、損傷の程度によって3段階に分類されます。
軽度:靭帯が引き延ばされた状態(グレードⅠ)
中度:靭帯が部分断裂した状態(グレードⅡ)
重度:靭帯が完全断裂した状態(グレードⅢ)
治療期間は、損傷の程度によりますが、軽度のもので1~4週間程度、中等度で8週間、重度のもので12週間で損傷した靭帯が修復されます。痛みや腫れなどの急性炎症症状は1~2週間程度で消失しますが、症状が消失する事と、靭帯の修復が行われる事とは大きく違います。
症状

足首を内側にひねった場合、主に足首の外側(外くるぶし周囲)が腫れてきたり、内出血すると青あざができたりします。
また、外側だけでなく、内側が痛くなったり外くるぶしの後ろ側が痛くなったりもします。
応急処置
捻挫をしたら早期対応が重要です。まず、R.I.C.E.法(Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上))を実施しましょう。これにより腫れや痛みの軽減が期待できます。安静にし、冷却パックを使用し、圧迫包帯で包み、足を高く挙げることで、炎症を最小限に抑えます。
捻挫の痛みのピークは、受傷後の炎症が24〜72時間後です。捻挫かもしれないと思っても、多少の痛みを我慢して歩ける場合は、そのままにしてしまうかもしれません。しかし、放置してしまうと、症状の悪化や再発の危険性があります。
足関節捻挫の再発率は50~70%と高く、捻挫を繰り返すことで慢性足関節不安定症(CAI)に進行する場合もあります。
捻挫を繰り返し不安定性が強くなると、状態によっては、手術が必要になることもあります。
放置せず早期の症状対応と、適切なリハビリを行い再発を予防しましょう。
P-bodyの施術
私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。
その中での捻挫後に硬くなった筋肉に対しての施術や、一人一人の足首に合わせたオーダーメイドなトレーニングの指導を行い、スポーツ復帰をサポートしてきました。
早期スポーツ復帰を目指すことはもちろん、再発を予防するために足首だけでなく体幹など患部外も含めて強化をしたり、膝に負担を掛けない動作の習得を目指します。
足関節捻挫の専門家である私たちにぜひお任せください。
状態確認、施術をさせて頂いた上で注射や投薬、画像診断、手術などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、ぱくペインクリニックにご紹介させて頂きます。
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記事監修
米家 圭亮 (よねや けいすけ)
理学療法士。肩、膝を中心に延べ9万人以上のリハビリを担当し、肩・膝の痛みと動きを良くするスペシャリスト
前十字靭帯(ACL)損傷や半月板損傷の術後も数多く担当し、スポーツ復帰に向けたリハビリにも精通
12年間サッカーチームのトレーナーとして帯同