足関節捻挫とは、足首周囲の靭帯に損傷が生じる状態です。これによって痛みや腫れ、動かしにくさが生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。靭帯は関節をサポートし、安定させる重要な組織ですが、捻挫によってその機能が損なわれることがあります。
足関節捻挫は、スポーツによる急性外傷としては最も頻度が高く、1日に1万人に1人割合で発生すると言われています。
足関節の構造
足関節は、主に距骨(きょこつ)、脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)で構成されています。
足関節は、地面に接地している足と体重を支えている脚のつなぎ目にあたり、つま先を上下に動かす働きを担っています。
足関節は下腿(かたい)と呼ばれる脛骨・腓骨と距骨から構成されるため、距腿(きょたい)関節とも呼ばれています。
足関節の靭帯
足関節外側靭帯には、前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯の3つの靭帯があります。
足関節捻挫で損傷されやすい靭帯は、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)と踵腓靭帯(しょうひじんたい)です。
前距腓靭帯は、外くるぶし前方から距骨の前面に付着しています。足首を下げるや内側にねじる動きを抑制したり、脛骨に対して、距骨が前方にずれることを制限したりします。
踵腓靭帯は、内側にねじる動きを抑制する靭帯で、外くるぶしの先端から踵骨の外側に付着しています。
足関節捻挫の原因
足関節捻挫の原因はさまざまで、歩行中の転倒やスポーツ中の急な動きが挙げられます。
関節が生理的に動く範囲を超えて運動が強制されることによって靭帯が損傷します。
スポーツ場面ではプレー中に足が滑ったり、着地を失敗して足首を捻ったり、急激な内反が強制されることで起こります。
その多くは足関節内反(内側にひねる)捻挫です。
P-bodyの施術
私たちは各部位別の専門医がいる整形外科で15年以上勤務し、保存治療、手術治療をされた方をのべ16万人以上を施術した経験があります。
その中での捻挫後に硬くなった筋肉に対しての施術や、一人一人の足首に合わせたオーダーメイドなトレーニングの指導を行い、スポーツ復帰をサポートしてきました。
早期スポーツ復帰を目指すことはもちろん、再発を予防するために足首だけでなく体幹など患部外も含めて強化をしたり、膝に負担を掛けない動作の習得を目指します。
足関節捻挫の専門家である私たちにぜひお任せください。
状態確認、施術をさせて頂いた上で注射や投薬、画像診断、手術などが必要であれば、医療連携をしているあんしんクリニック、ぱくペインクリニックにご紹介させて頂きます。
ご予約はこちらから
お電話;050-1720-5541
ネット予約↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeSI8xPjSkKtPFQjOj-l2ofeCP6vKksGqW7BB1rHyn0PmV8gg/viewform
記事監修
米家 圭亮 (よねや けいすけ)
理学療法士。肩、膝を中心に延べ9万人以上のリハビリを担当し、肩・膝の痛みと動きを良くするスペシャリスト
前十字靭帯(ACL)損傷や半月板損傷の術後も数多く担当し、スポーツ復帰に向けたリハビリにも精通
12年間サッカーチームのトレーナーとして帯同