こんにちは!P-bodyです!
今回は仙腸関節性腰痛について投稿させていただきます。患者様を施術していて、よく遭遇する腰痛の原因の一つであり、産前産後の女性に多いとされています。どういった症状を出すのか、を解説していきますのでぜひご一読ください!
・仙腸関節とは?
仙腸関節とは下の写真の骨模型に〇をしている場所で、両側に耳のような形をしている腸骨と骨盤の真ん中に位置している仙骨がつながっている場所のことをいいます。仙腸関節はわずかに動くだけの関節ではありますが、その役割として荷重や手足の動きから骨盤にかかる負荷の衝撃を緩衝して動きをスムーズにしてくれる役割があり、非常に重要な関節です。

・なぜ女性に多い?
仙腸関節性腰痛は女性に多いとされていますがその理由は妊娠出産時に骨盤の可動性が求められることで痛みが出やすいとされており、また生理周期にあわせてリラキシンというホルモンの分泌量が増えると仙腸関節にゆるみが出て痛みがでることが多いといわれています。このような状態にある中、骨盤を支えてくれる筋力がしっかりないと痛みもでやすくなってしまいます。
・仙腸関節へのストレス
仙腸関節に負担をかける要因としては片脚に過重負荷がかかりやすいスポーツをしていることや骨盤の上にある腰椎を固定する手術を受けていたり、手術を受けていなくても元々腰椎の動きが少ないことで、仙腸関節の動きが過剰に出てしまい痛みが出る傾向があります。このように体の使い方の左右の偏りや腰の硬さで負担がかかるケースが多いです。
・仙腸関節性腰痛の特徴
痛みの場所を聞くと骨盤の後ろの骨の出っ張った場所のあたりを指で示していただくことが多いです。仙腸関節の周りだけでなく鼠径部や足に一緒に痛みを出すこともあります。長く座っていると痛みがでやすいです。前屈でも反ることでも痛みがでることがあります。コルセットで固定すると楽になる方が一定数みられます。
・仙腸関節性腰痛の治療
骨盤周囲の筋肉の緊張のバランスを整えたり、インナーマッスルを強化することで多くの人が改善されます。
症状が強い時は内服や注射も併用していくと改善していきます。
今回は仙腸関節性腰痛の特徴について解説いたしました!
次回は仙腸関節性腰痛に自身で何をしたら改善していくのかを解説していきますので楽しみにお待ちください!
当院では施術歴16年以上、施術人数のべ16万人以上のスタッフが施術の対応をしております。
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記事監修 整体リハビリ院 P-body 神戸三宮院 理学療法士 加賀威浩
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